校長先生と行く「校内ミステリーツアー」、今年も開催されました!
6月10日(土)に開催された校内ミステリーツアーには、70名の保護者と6人の未就学児がご参加くださり、小泉校長先生を先導に多聞小学校を探検してきました。
第一部のミステリーツアーで特に好評だったのは、屋上にあるプールと校長室。
多聞のプール、めちゃくちゃハイテクなんです。キレイなんです。
プールの床の高さを機械で上下させることができて、6年生が入った後に1年生が入っても、水の量はそのままに、プールの底の高さを上げられるので安全なのです。
そしてシャワーは温水。
プールが屋上にあるため、プールの水面に葉っぱが浮いていることもなくキレイなのです。あの昭和の小学校のプールの授業で、ガチガチと震えながら浴びたシャワーとは大違い。「いやあ、羨ましい限り!」という声があちらこちらで聞かれました。
校長室は、優しい仕組みがいっぱい。
校長先生が子供達のことを考えて。元気な時も、そして教室で居場所がないように思えた時にも、子供たちは校長室を訪ねて来たくなるような工夫がされています。
「スーパーシート」、「スペシャルドリンク」、筆記用具や色鉛筆、オモチャなども準備されていて、校長先生とのコミュニケーションを通じて子供が一旦気持ちを立て直せる場所という印象です。
また、壁には全校生徒一人一人の顔写真と名前がプリントされたものが貼られています。
敷居の高い厳格な「校長室」というより、よくよく見ると子供のものがたくさん見受けられる温かな空間でした。
さて、学校は災害時に避難所になります。
しかし、区の職員のみなさんも被災者となったり、交通機関が遮断されている可能性が高いため、避難所を運営するのは避難者です。
そのときに備える意味もこめて、ミステリーツアーでは、授乳室に適した、鍵のかかる畳部屋の和室や、マンホールトイレなどの場所も校長先生にご案内いただきました。
災害時のシミュレーションしておくことは、大切なことかもしれません。
第二部の校長先生への質問タイムでは、参加者の方々からの質問を通してたくさんの面白い&役に立つお話をリズムよく楽しくお話しいただきました!
特に校長先生の言葉で心に残っているのは、「全ての大人で全ての子供をみることの大切さ」です。
私たちも自分で何ができるか、小さなことからでも考えていきたいと思いました。
(成人教育委員長 松本)