3月25日に令和5年度の卒業式が行われました。
あいにく冷たい雨が降る朝でしたが、登校してくる6年生の子どもたちの顔はとても晴れやかで、壇上に上がり卒業証書を受け取る彼らの姿は、入学式のころからは想像もできないほど堂々としていて、しみじみと成長を感じました。
多聞小での思い出を胸に、卒業生のみなさんが楽しく実りある中学生活を送れますように!
また、今年度も多聞小は「ランドセルは海を越えて」の活動に参加します。
これは、4年生の教科書に載っている、内堀タケシ著『ランドセルは海をこえて』でも紹介されている活動です。
ランドセル用素材なども作っている化学メーカーの『クラレ』が、『使われなくなったランドセルを紛争と混乱が続くアフガニスタンの子どもたちに届け、学ぶ喜びを知るきっかけにしてもらいたい』として始めた活動です。
今年も、卒業を控えた6年生からランドセルとたくさんの文房具が集まりました。
集まったランドセルと文房具はPTAのボランティアにより、輸送費を負担するクラレの倉庫へ搬入し、半年という長い月日をかけてアフガニスタンに届けられます。
卒業生のみなさんと6年間をともにしたランドセルは、ふたたびアフガニスタンで子どもたちの学びのために活躍することでしょう。
ご協力いただいた卒業生・保護者のみなさま、ありがとうございました。
これで令和5年度のPTAの活動はほとんどが終了しました。
入学式で新1年生を迎える準備から、令和6年度のPTA本部へバトンを渡します。
一年間、活動にご理解・ご協力をいただいた皆さまに心よりお礼を申し上げます。
次年度もどうぞよろしくお願い申し上げます!(令和5年度 PTA本部一同)